沖縄でフルマラソンしてきたオタクです。
なーんも練習しないで行ったら右足上げられなくなりました。
さて、ポケモンに夢中になり、沖縄にマラソンしに行っていたらすっかり1ヶ月弱遅れてしまいましたが、ちゃんと今回もやります。
恒例の論文形式で秋期のかわいいヒロインを紹介します。
今回はSB69をはじめ、ブッヒブヒな作品が複数あった一方、全体で見ればブヒ性能はそこまで高くなかったかなあと感じています。
しかし、今回もガチ恋してしまいそうなキャラが複数登場してオタクの僕は鼻の下びろーんって感じでした。
もはや言うまでもないかと思いますが、この記事はかなり気持ち悪いのでキモオタの方のみの閲覧を推奨します。
一般人の方が閲覧されて、気分を害されても一切の責任を負いませんのでご了承ください。
【前回】
2016年夏アニメ ヒロインランキング
2016年秋アニメ ヒロインランキング
1. 目的
当該クールの総括をするとともに、作品への理解と議論をさらに深め、ヒロインの魅力を再確認する。また、これを以てわが国のアニメーションに関連するコンテンツビジネスのさらなる発展に寄与することを目的とする。
2. 方法
2016年冬アニメに登場したヒロインの格付けを行う。紹介するヒロインの数に上限は設けないが、私の主観により「かわいい」と判断したヒロインのみ紹介する。
また、ランキングの対象となる作品は以下のみとする。
・SHOW BY ROCK!!#
・ジョジョの奇妙な冒険
ダイヤモンドは砕けない
・響け!ユーフォニアム2
・ガーリッシュナンバー
・亜人
・ステラのまほう
・灼熱の卓球娘
・Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-
・斉木楠雄のΨ難
・舟を編む
・魔法少女なんてもういいですから。
3. 結果
順位 |
ヒロイン |
声優 |
登場作品 |
1 |
プラズマジカ(参考) |
稲川英里ほか |
SHOW BY ROCK!!# |
2 |
アイレーン |
野口瑠璃子 |
SHOW BY ROCK!!# |
3 |
久我山八重 |
本渡楓 |
ガーリッシュナンバー |
4 |
烏丸千歳 |
千本木彩 |
ガーリッシュナンバー |
5 |
藤川歌夜 |
悠木碧 |
ステラのまほう |
6 |
黄前久美子 |
黒沢ともよ |
響け!ユーフォニアム2 |
7 |
照橋心美 |
茅野愛衣 |
斉木楠雄のΨ難 |
8 |
村上椎奈 |
村川梨衣 |
ステラのまほう |
9 |
高坂麗奈 |
安済知佳 |
響け!ユーフォニアム2 |
10 |
旋風こより |
花守ゆみり |
灼熱の卓球娘 |
11 |
本田珠輝 |
長縄まりあ |
ステラのまほう |
4. 考察
個別のヒロインにつき、それぞれの魅力とその順位に位置付けた理由について考察する。
1位:プラズマジカ
正にかわいさの核兵器
ヒロインランキングと銘打っている以上、複数人のグループをランクインさせるのは本来ありえないことである。
しかし、私のプラズマジカのメンバーに対する評価が特殊であることを鑑み、例外的に参考記録としてランクインした。
プラズマジカとは、シアン・チュチュ・レトリー・モアの4名からなるバンドであるが、私はどのキャラクターが特別に好きということはない。
強いて言えば、シアンが今回のランキングの中上位にランクインする程度である。
しかし、私はこの4人がバンドとして結束し、ともに音楽を楽しんでいる姿に強い魅力を感じ、「プラズマジカ」として評価すれば他キャラの追随を許さないかわいさがあると考えている。
そのかわいさを支えているのは主に3つの魅力である。
①
全員ケモミミで、②キャラ同士の友情が強く、③笑顔が多いことである。
①
まず、全員がケモミミつきであること。
諸兄は犬や猫を見て「かわいい」と思ったことはないだろうか。
一方、かわいい女の子を見たら、当然「かわいい」と思う。
しかし、この両者の「かわいい」は若干ニュアンスが異なる。
犬や猫に対するそれは、愛玩であるのに対し、かわいい女の子に対しては性的な意味合いを含んでいる。
それでは、両者の「かわいい」が混在した場合どうなるのか。
そう、掛け算である。
ケモミミつきの女の子はかわいさが乗算されていき、一般女性では到底到達し得ない段階までオタクを強く惹きつけてしまうのである。
これが4人集まったらどうなるか。
そう、掛け算である。
ただでさえオーバーチャージされたかわいさがさらに4倍になって、かわいい以外の感情は失われる。
②
次に、キャラ同士の友情が強いこと。
プラズマジカはいつも4人で苦難を乗り越え、お互いの絆を深めてきた。女の子同士の絆が深いというともう百合しか想像できないのがオタクというものだが、プラズマジカではレトリー以外は百合にまで踏み込まない「友達感」が素晴らしい。
百合も素晴らしいのだが、あくまで「友達」としてお互いを思い、助け合っていく姿は正に青春の1ページである。
これを青春と言わずしてなんと言うか。
愛ではなく、友情で仲間を思い、許す。
この尊さがプラズマジカの最大の魅力であり、SB69を見ていると涙が止まらない所以である。
足りない百合成分はレトリーが濃厚に補充してくれるのでそこのケアも行き届いているのがさらに素晴らしい。
③
最後に、笑顔。
二次元の女の子の魅力についてどう取り繕おうが、最後にオタクが堕ちるのはキャラクターの笑顔である。
プラズマジカの演奏前の掛け声は
「最高の演奏で、最高の笑顔を!」
これにはキモオタの私も満面の笑みである。
以上より、プラズマジカは他を圧倒する絶対的なかわいさを誇り、全員分の抱き枕の発売を強く所望する。
2位:アイレーン
「おにいちゃま」って呼ばれてみたいのだ……
初期から注目はしていたが、「おにいちゃまーーーー!!!大好きなのだーーーーー!!!!」[1]で全てを持っていかれた。
最終回でほぼ出番がなかったのは悔やまれるが、それを差し引いてもこの子は素晴らしい。
妹・ケモミミ・ツンデレともう属性を見ただけで最高級フランス料理かと見紛うようなスペックの高さ。
そこに野口瑠璃子ちゃんの歌と演技が乗っかればもう向かうところ敵なしである。
10話で登場したロリレーンちゃんも素晴らしい破壊力だった。
あんなかわいい妹を捨てて家出するアイオーンは目と脳が腐ってる。
それと野口瑠璃子ちゃん声かわいいし演技うまいし歌もうまいとかいう最強新人声優なんだからもっと流行ってほしい。
この論文読んで名前知ったオタクは反省して今すぐ本人のブログ記事全部読んできてください。
あと歌もめっちゃうまいからアイレーンちゃんさまのバンド「BUD VIRGIN
LOGIC」の曲も買ってください。
個人的「新人声優ピックアップガチャ2017」☆5枠です。
3位:久我山八重
いい子だけど実は腹黒で、実はいい子であるという逆転の発想。
もうそれただのいい子じゃないか。
服装と言動が女の子然としていて、それでいてときたま黒い発言をするのが素晴らしい。
「アラサー京ちゃん!」や「ちーちゃんがたくさんいるよお。ちーちゃんのかわりもたくさんいるよお」[2]でオタクは自分の新しい嗜好に気づかされたのではないだろうか。
例えるなら、懐石料理を食べてみたらラーメン二郎かの如き暴力的な味がしたという感覚である。
いや、単純に僕が女の子が本性表す瞬間が好きな性癖してるだけかもしれない。
あと見た目が好き。
全身どこもかしこもふわふわして柔らかそうである。
それはどこを食べてもおいしい霜降り肉の如し。
でも八重ちゃんに霜降りとか言ったら怒られそうなのがまた素晴らしい。
あと本渡楓ちゃんすこ。
4位:烏丸千歳
クズかわいいという新ジャンル
このキャラを思いついた人は天才である。
自分がかわいいのを自覚していることの良さは前回[3]述べたので割愛するとして、ちーちゃんはここに「クズ」という属性が加わる。
常識的に考えれば、「クズ」なんて属性は何と組み合わせても地雷にしかなり得ないただのマイナス要素でしかないが、「あざとい」と組み合わせることで新しい可能性の開拓に成功した。
そもそも、「あざとい」とは自覚した上でかわいい言動を取ることで、そこには少なからず相手を見下した態度が含まれる。
それと「クズ」という、自己中心的な性格が高い親和性を持ち、「クズだからあざとい」という、あざとさの補強になったのである。
また、一般には美人は性格も良いと捉えられることが多いが、「かわいいのにクズ、クズなのにかわいい」というギャップ萌えの相乗効果まで発揮させている。
それはさながら、トマトにモッツァレラチーズを添えるかのように美しい。
5位:藤川歌夜
Y.AOIすき
放送開始当初は特段高い評価はしていなかったのだが、悠木碧氏のけだるそうな声が私の好みにぴったりとハマったので中盤頃からはすこすこのすこだった。
今まで悠木碧氏は幼女かそれに近い役を見ることが多かったのだが、先輩キャラだとけだるそうな声が先輩としての包容力を強く感じさせる。
悠木碧氏の幼女には「甘えたい…」と思うのに対し、彼女の先輩キャラには「甘えたい…」と感じさせてしまうあたり、彼女の包容力の高さが表れていると言える。
また、藤川先輩のビジュアルについても触れておくと、金髪でしかも超不規則な生活を送っているあたりがやさぐれ感出てて悠木碧氏の声とマッチしているので素晴らしい。
6位:黄前久美子
横髪のあのふわっとしてるところに住みたい。
久美子はポニテの方が良かったなんて本気で言っている奴はまさかいるわけがないだろうと思っていたが、どうやら神話上の生物ではなく実在するらしい。
彼女の魅力の3割はあの髪型にあると言っても過言ではないのだ。
あのふわっとした横髪が「JK」の頂に立つ者の貫禄を匂わせる。
あの横髪がふわっとしているからこその黒沢ともよであり、同作品内トップの順位たる所以なのである。
黒沢ともよちゃんのけだるそうな声、程よい茶髪、横髪、貧乳、すべてが「等身大のJK」としての魅力を最大限に高めあっている。
「響け!ユーフォニアム」という作品が臨場感あふれる描写になっているのは正に久美子というキャラクター自体が、非常に強いリアリティを持つキャラクターだからなのである。
尚、以前のヒロインランキングでは高坂麗奈をより高い順位としていたが、人の主観というものは時期によって変わるものであることを忘れてはいけない。
7位:照橋心美
かやのん結婚しよう。
終盤はもう完全にラブコメだった。ギャグ要素なんてむしろあっただろうか。
もう照橋さんのことしか覚えていない。
照橋さんマジでかわいすぎる。
しかし、これは全てかやのんの他の追随を許さない演技力があってこそである。
一般声優の演技力を水道水と例えるならば、かやのんはヒマラヤの雪解け水であると言えるだろう。
かやのんが演じるキャラは漏れなくかわいくなってしまうのは必然として、照橋さんというはまり役がお互いの相乗効果で凄まじい魅力を叩き出しているのは言うまでもない。
最初は「もう斉木ったら照れちゃって///」くらいのノリだったのが、終盤では「斉木くんが好きなの!」[4]と金持ちからの求愛を突っぱねてしまうくらいにはデレデレだった。
これを讃えずして何とするか。
全国民はかやのんを讃え、崇め奉り、僕はかやのんと結婚する。
8位:村上椎奈
一日中眺めたい。
見知らぬ人と一生懸命会話するしいちゃんずっと眺めていたい。
前のクールで放送されていた「Re:ゼロから始める異世界生活」のラムちーとキャラが若干被っているが、逆にそこがプラスとなった。
実は、私のシイという名前はこの子からとっている。嘘です。
りえしょんという声優に関しては、多くのオタクたちが「デモペチノガモットカワイイヨー」[5]の印象が強すぎるせいで、にゃ~たん[6]やメグ[7]のイメージを抱いているだろう。
しかし、ちょっと待ってほしい。
[Official Video] nano.RIPE -
Nanairo Biyori - なないろびより -
YouTube
こちらの動画をご覧いただきたい。
「のんのんびより」のOP「なないろびより」のMVに登場するこの女性。
さぞかし多くのオタクが「あー美人な女優さんだな~」と思ったことであろう。
しかし、この女性なんと、同作でほたるんを演じるりえしょんその人である。
正直、同一人物には見えない。
しかし、りえしょんがお淑やかな一面も持っているというのは紛れもない事実なのである。
実際、このことを知っていたオタク諸兄は、ラムちーやしいちゃんを見て「村川さん」の片鱗を感じ取ったのではないだろうか。
つまり、お淑やかなりえしょんも素晴らしいということである。
[証明終了]
9位:高坂麗奈
かわいい。
まず、女子高生が先生を好きという設定が素晴らしい。
正確にはこの子が滝先生を好きになったのは先生になる前だが、それでもこの素晴らしさが色褪せることはない。
一方で、今期は1期に比べ、麗奈ちゃんの見せ場が少なく、残念であった。
終盤に急にメンヘラになっただけ、という厳しい評価を下すオタクもいることだろう。
しかし、少なくなったとはいえ、久美子との百合シーンは褪せることのない素晴らしさであった。
やはりオタクを最も惹きつけるのは百合である。
10位:旋風こより
すうううううううううううううううううううううううううううううう(画面に鼻を押し付ける)
めっちゃいい匂いしそう。
このアニメを見て匂いフェチに目覚めたオタクは決して少なくないだろう。
徐々に濡れていく服、そしてその濡れ方が素晴らしい。
もうフェチズムの塊である。絶対作画スタッフにそういう趣味の人がいると確信させるほどのクオリティだった。
中でも、こよりちゃんは試合中にドキドキ(意味深)したり、練習で気持ちいいとこ探し(意味深)したり、程よいおっぱいをお持ちであったりと、素晴らしさに溢れるキャラクターであった。
何よりも、花守ゆみりちゃんが素晴らしい。
ゆみりちゃんの元気溢れる声に人生を救われたオタクは世界中で少なく見積もっても80億人はいることだろう。
ゆみりちゃんの元気が溢れながらも、か弱さを感じさせる絶妙な艶のある声は旋風こよりちゃんというキャラクターの魅力も十分に引き上げてくれた。
一方、この順位としたのは、悪く言えばドキドキしてただけだからである。こよりちゃんは試合中にドキドキするのが魅力でもあったわけだが、対して挫折・苦悩といった描写があまりに少なすぎた。物語の展開的にも、「あ、こよりちゃんは勝つんだろうな」と思ってしまう場面が多く、視聴者に対して与えるドキドキが少なかったと考える。もちろん、別の意味でのドキドキは十分すぎるほどであった。
また、ゆみりちゃんのはまり役とまでは言えなかったこともある。
ゆみりちゃんの声は、声だけでオタクの人生を色鮮やかに彩ってしまうほどにあたたかい声であるが、真の魅力は静かながらも元気のあるキャラにおいて発揮されると考えている。
その点、こよりちゃんは元気すぎたと言える。
最たる例は御園千綾[8]ちゃんであり、今後の作品で千綾に匹敵、もしくはそれを上回るキャラクターの登場に期待したい。
11位:本田珠輝
おっさんオタクになったらこの子を1位にしそう。
間違いなくおっさんキラーである。こんな純粋そうなかわいい子が「パパ愛してる!」だの「おじさまが大好き」だの連呼していたらもうおっさんは色んな意味で抑えがきかないだろう。
かくいう私もおっさんに足の指突っ込み始めたくらいの年齢なので、この子には魅力を感じざるを得なかった。オタクはチョロい。
また、長縄まりあちゃんの演技も高評価である。
彼女の演技は大物女性声優水瀬いのりちゃんを彷彿とさせる。
特に幼い子を演じる時の彼女の演技は格別だ。
今後の躍進を確信させるオンリーワンの声と演技力を兼ね備えていると言って過言ではない。
キャラクター |
ビジュアル |
声 |
性格 |
フェチ |
見せ場 |
合計 |
プラズマジカ(参考) |
85 |
95 |
95 |
95 |
100 |
470 |
アイレーン |
80 |
85 |
90 |
85 |
80 |
420 |
久我山八重 |
85 |
80 |
85 |
80 |
80 |
410 |
烏丸千歳 |
80 |
85 |
90 |
70 |
80 |
405 |
藤川歌夜 |
75 |
85 |
75 |
75 |
70 |
380 |
黄前久美子 |
80 |
85 |
70 |
70 |
70 |
375 |
照橋心美 |
65 |
80 |
80 |
65 |
80 |
370 |
村上椎奈 |
75 |
75 |
70 |
65 |
70 |
355 |
高坂麗奈 |
75 |
75 |
70 |
65 |
60 |
345 |
旋風こより |
60 |
90 |
60 |
75 |
55 |
340 |
本田珠輝 |
70 |
80 |
60 |
70 |
55 |
335 |
個別のキャラクター考察で示したレーダーチャートに使用した数値。主観的に重要な要素を5つピックアップし、それぞれ100を上限として、完全に私の主観で数値化した。
ビジュアル:顔から体型、服装まで広く含み、作画に大きく左右される。
声:単純な声の魅力と、声優とキャラクターの相性、演技力。
性格:言動や心理描写などから、善悪問わず「好み」かどうか。
フェチ:ビジュアルと言動から、フェチを刺激する度合い。
見せ場:そのキャラの魅力を引き出す場面がどれだけあったか。
2016年秋期はかわいいヒロインの登場する作品に偏りのあったクールであった。
11位まで順位を設けておきながら、紹介した作品は6に留まる。
今までのクールに比べ、私の視聴数が少なかったこともあるが、ジョジョや亜人、オカンといった、かわいいヒロインが登場しないが面白い作品が多かったことも大きい。
全体の水準で見れば他のクールに比べ不作であったと言わざるを得ないだろう。
声優という観点からは、新人声優の躍進したクールだったと言える。
1年前にはほとんど名前を知られていなかったような声優がランクインするようになってきた。
声豚としては、今後もこうして継続的に新人声優がランクインするような環境になってほしいと願うばかりである。
5. 結論
2016年秋期アニメに登場した中で最もかわいいのはアイレーンちゃんさまなのだ。また、他クールと比較してかわいいキャラクターが少ないクールだったと言えるのだ。
以上なのだ