おはようございます。

今回も引き続き官庁訪問の経験について書きます。
まだ1年目①の方を読んでいない方はそちらからどうぞ。
とあるオタクの官庁訪問【1年目】―①


はなこ


 
【関連記事】
2016年就職活動結果報告
とあるオタクの国家公務員試験【平成27年度】
とあるオタクの官庁訪問【1年目】―① 
とあるオタクの官庁訪問【2年目】―①  
とあるオタクの官庁訪問【2年目】―②  

☆前回のあらすじ
初日に訪問したA省で早速死亡。
敗色濃厚のオタク。

第1クール

☆2日目:B省
このままではまずいと思い、深夜に面接カードを書き直して臨みました。
睡眠時間が足りてなかったので、この日は待合室で大体寝てました。
ちなみに、寝てる人は結構いるので、遠慮せずに大丈夫です。
スマホいじるか、寝てるか、周りの受験生と話してるかがほとんどです。

B省での整理番号は42番でした。
前日に40人弱が訪問しているため、かなり早い番号です。

入口面接は9時過ぎから10分程度。
前日のA省が酷かっただけに、これだけで嬉しかったです。
志望動機とともに、なぜ2日目に来たのか、A省との志望度なども聞かれました。


10時前に1回目の原課面接。
7年目の職員の方と1時間ちょっとお話しました。
あまり聞いたことのない分野の話を聞けて面白かったです。

お昼を取ってから少し待って、15時過ぎに人事面接。
10分程度でしたが、「自分が携わる仕事は社会的にどんな意義があるのか、どうしてやりたいと思ったのか、もう一度考えてほしい」と言われ、評価が悪いのを察しました。

続けて15時半頃に2回目の原課面接。
5年目の方からB省の仕事の意義や面白さについて話していただきました。


夕食を取り、20時前に出口面接。
※出口面接とは
次のクールの予約をもらう面接。
面接とは言うものの、ここではおそらく評価されていません。
大体の省庁はここで、現時点での自分の評価を言ってくれます。
第2クール2日目の予約はもらえましたが、「原体験からの志望動機への肉付けが弱い」という指摘をされ、正に首の皮一枚といった状況です。


☆3日目:C省
ここは結構変わった選考をするところで、1日に面接が2回しかありません。
民間就活してる方は「いやそれでも多くね?」と思うかもしれませんが、かなり少ない方です。
多い省庁だと1日で10回以上します。

9時過ぎに面接。
30分程度で、志望動機と、A省・B省との関連、サークルについて、そして考え方の違う人との接し方を聞かれました。

昼食の後、13時半頃に2回目の面接。
同じようなことを聞かれ、第2クールも来てくださいねと言われて15時前には帰路についていました。
こんな早く帰れると思ってなかったのでテンションが上がってスキップしながら帰りました。


第2クール

☆2日目:B省
A省が切られていたので、月曜は休み。火曜から第3クールを狙っての大一番です。
多くの省庁が第2クールでバッサリ切るため、第3クールの予約をもらえるかが非常に重要になります。

僕も志望動機を練り直して塾の先生に見てもらい、自分の原体験はどこにあるのかを考え直してきました。
※原体験とは
官庁訪問で頻出する言葉。
自分がその省庁を志すに至ったきっかけ。
公務員の志望動機は、
原体験→こういう社会を作りたい→それにはこうする必要がある→それは○○省でしかできない
という流れが鉄板。
この日に来ていた受験生は30人程度。
第1クールの人数から見て、切られたのは7~8人かと思われます。
ほとんど全員通していると思っていいでしょう。
ここで自分の敗北を直感的に確信。
ほぼ全員通過してるのに自分の評価が悪いことをきっぱり言われてるのは底辺クラスの評価であることの証明では??

10時前に入口面接。
ここが勝負になることはわかっていたので、気合を入れて元気いっぱいに臨みましたが、政策について深掘りされてなかなかうまい答えができず、死を予感しました。

続けて原課面接。
7年目の職員の方から、先ほどの人事面接で話した政策分野についてお話を伺いました。
結構長い時間お話していたと思います。

しかし、昼食を取った後、13時頃に呼び出され、「採用プロセスは終了になります。他省庁で頑張ってください」と言われて切られました。

あーやっぱりか、という感じはしてましたが、最後に「政策に対する視野が不足していた」というフィードバックもいただけて、かつそれまでもどこが足りなくて、改善すればいいかを指摘してくれていたので、行って良かったな、とは思いました。

この時点で残っているのは3日目に訪問したC省のみ。
就職留年する覚悟も決めて第2クール3日目に最後の望みを託します。


☆3日目:C省、D省
さて腹を括っての第2クール最終日。
ここで第3クールの予約をもらわないことには死亡確定です。

C省はこの日も2回の面接で終了というアナウンスが朝にありました。
終わりが見えているのは精神衛生上良いですね。

10時前に最初の面接。
他省との関連や、興味のある分野、コミュニケーション能力について聞かれました。

昼食後、14時前に2回目の面接。
1時間程度で、志望動機と大学での勉強、サークル活動や、一般職との違いなどについて聞かれました。
特に困ったのが、「この業務のプロセスを簡単にシミュレートしてみて」という質問。
その業務について、具体的にはどんなことをしているのか説明会でも聞いていなかったので完全に想像でペラペラと取り繕うように喋りました。

面接後、「合格者のみ9時までに連絡します」と言われます。
ここで切られたら終わりだと思ったので、僕は最終手段に出ました。




第2クールから新しく訪問を始めること。
望みは薄いですが、このパターンで採用されている方も一定程度存在し、ここで電話が来ることを祈りながら帰るよりマシだと考え、思い切って突撃しました。
僕が訪問したD省ですが、一度も説明会に行ったことがないし、どんな仕事をしてるのか全く知りません。
ただ、D省は第2クール以降から訪問を始めた人も採用しているという噂を聞いたというだけの理由で訪問しました。

16時頃に飛び込みで、人事の方からもらった面接カードを記入。
志望動機はここで考えました。
18時過ぎに最初の面接でおおまかな業務内容を聞き、自分の今の選考状況を伝えます。

21時過ぎに2回目の面接。
再び業務内容について聞き、C省からは連絡が来なかったことも伝えました。
「まだ面接回数も少なく、シイさんの評価が定まっていないので、第3クールもお時間があれば来ていただいて結構ですよ」
と、予約というよりはただ切られなかっただけのような言葉をいただき、22時半ころに帰路につきました。


第3クール

☆1日目:D省
結局C省からは連絡が来なかったので、D省を訪問。
10時前に1回目の人事面接がありました。
他省に出向した経験や、D省での仕事のやりがいについて聞きました。

13時半に原課面接。
7年目の職員の方からD省の仕事の必要性について聞きました。

正直この日の記憶はあまりなく、絶望していたからかメモもほとんど残っていません。
15時頃に「採用の見込みはありません」と言われ、切られたと思います。

ついに持ち駒が全滅。
僕の就職留年が確定しました。
近くにある日比谷公園で、「1年後まで何したらいいんだ……」と空を見上げていたのを覚えています。

この日が8月13日。
2日後に投降したのがこの記事です。
就職活動結果報告

もちろん、ショックは大きかったです。
試験がなんとなくうまくいっていただけに、最後の関門の厳しさを思い知らされました。


まとめ

官庁訪問を振り返っての反省点、最も大きいのは、
準備不足。
これに尽きます。説明会にもあまり行かず、志望動機もさらっと考える程度で、人に聞いてもらったり、深掘りしたりということはほとんどしませんでした。
業務についての知識もなくて、何がしたいのかわかってないような奴を採用する省庁なんてありません。
そんな当然のことに、終わってから気が付きました。

来年度は説明会にも多く参加し、志望動機もしっかりと練り上げ、内々定を獲得してやろうと決意しました。
とは言うものの、半年間はテニスとポケモンにかまけて遊んでいました。
現実逃避したいからね、しょうがないね。


つづく

「この質問にはどう答えてた?」などあれば、お気軽にコメントでどうぞ。