民間就活終わったキモオタです。
今期もこの時期がやって参りました。
ヒロインランキングのお時間です。
今回も論文形式で、今期の可愛かったヒロインを紹介しようと思います。
今期は面白いし、かわいいキャラも多いしで、正に神クールでした。
素晴らしい以外に言うことがないです。
アニメランキングも後日投稿予定なので、そちらも合わせて閲覧していただけると嬉しいです。
しかし、例によってこの記事は特に気持ち悪いのでキモオタの方のみの閲覧を推奨します。
気分を害されたからといってこの記事のことを内定先に爆撃したりしないでね。
【前回】
2016年冬アニメ ヒロインランキング
2016年春アニメ ヒロインランキング
1. 目的
当該クールの総括をするとともに、作品への理解と議論をさらに深め、ヒロインの魅力を再確認する。また、これを以てわが国のアニメーションに関連するコンテンツビジネスのさらなる発展に寄与することを目的とする。
2. 方法
2016年冬アニメに登場したヒロインの格付けを行う。紹介するヒロインの数に上限は設けないが、私の主観により「かわいい」と判断したヒロインのみ紹介する。
また、ランキングの対象となる作品は以下のみとする。
・甲鉄城のカバネリ
・くまみこ
・三者三葉
・Re:ゼロから始める異世界生活
・迷家
・ハイスクール・フリート
・あんハピ♪
・ジョーカー・ゲーム
・僕のヒーローアカデミア
・ふらいんぐうぃっち
・ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?
・ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない
・ワガママハイスペック
・ばくおん!!
・文豪ストレイドッグス
・クロムクロ
・キズナイーバー
3. 結果
順位 |
ヒロイン |
声優 |
登場作品 |
1 |
雨宿まち |
日岡なつみ |
くまみこ |
2 |
無名 |
千本木彩花 |
甲鉄城のカバネリ |
3 |
麗日お茶子 |
佐倉綾音 |
僕のヒーローアカデミア |
4 |
エミリア |
高橋李依 |
Re:ゼロから始める異世界生活 |
5 |
葉山光 |
西明日香 |
三者三葉 |
6 |
レム |
水瀬いのり |
Re:ゼロから始める異世界生活 |
7 |
真咲 |
相坂優歌 |
迷家 |
8 |
マイマイ |
清水彩香 |
迷家 |
9 |
西崎芽依 |
桐谷華 |
ハイスクール・フリート |
10 |
雲雀丘瑠璃 |
白石晴香 |
あんハピ♪ |
11 |
西川葉子 |
和久井優 |
三者三葉 |
12 |
小田切双葉 |
金澤まい |
三者三葉 |
13 |
倉本千夏 |
鈴木絵理 |
ふらいんぐうぃっち |
4. 考察
個別のヒロインにつき、それぞれの魅力とその順位に位置づけた理由について考察する。
1位:雨宿まち
フィギュア化するんだよ、あくしろよ
どう見ても今期一番かわいい。
くまみこを神アニメたらしめている要素の85%はまちちゃんのかわいさである。
日岡なつみちゃんと作画スタッフにはもう死ぬまで足向けて寝られない。
しかし、どうやら世間にはまだまだまちちゃんの良さを理解できない人間が存在しているようなので、ここで私がわかりやすく解説しよう。
①
声
日岡なつみちゃんの声が神。伊藤かな恵ちゃんをさらに甘ったるくしたようなスウィートボイスにオタクはもうメロメロである。まちちゃんが日常で発するような「ねえ、ナツ」などの普通の声でもう脳が溶けちゃう。
しかし、オタクにとっての極上の時間はまちちゃんが泣いている時である。本当に14歳の女の子が駄々をこねていると思わせるような迫真の演技にオタクたちは母性が目覚めたことだろう。
ナツのようにまちちゃんを抱きしめて慰めてやりたい……そう思ったオタクはこの日本だけでも2億人は下らない。
②
作画
まず、一見して顔まわりの作画が非常に安定していることは理解してもらえることだろう。もちろん、それだけではない。
まちちゃんの魅力を支える大きな要素として、「質感」がある。普段女子中学生と触れ合う機会もなく、触れあったこともないオタクは「こ、これが女子中学生……!」と思ってしまうだろう。
おわかりいただけただろうか。
そう、正確には色彩と言った方がいいだろう。女子中学生という発展途上の年齢であるため、必要以上に顔を小さく描かず、絶妙な色彩で顔の柔らかさを表現している。
肌の色、そして何より頬ブラシの加減が完璧である。
③
ギャップ
まちちゃんは14歳にしては、ませている。男の僕と比較するのもおかしな話だが、14歳の頃はもっとギャンギャン騒いで走り回っていたような気がする。
そのまちちゃんが、田舎の劣等感で泣き叫び始めたり、「やだ、サーモンわたしの!」[1]と、ふと瞬間に子どもっぽい一面を見せると、もう可愛さしかない。
いいか?子どもっぽいのがいいんじゃないんだぞ??ギャップがいいんだぞ???
最近はそこらへんを履き違えた五月蠅いだけのヒロインが多い。
2位:無名
穂積たそ……
これが12歳だぞ。この発達で12歳なんだぞ。もう人類みんなカバネリになるべきなんじゃないかな。
みんなでお米を食べたいと願う穂積たそは正に「日本のおいしい米」の象徴である。農林水産省ははやくカバネリとコラボして日本のコメを売り出していくべきなんじゃないか?
基本的に、かわいい女の子が雑魚をバッタバタ薙ぎ倒していくだけでオタクは「ありがとうございます!」とか歓喜しているのだが、穂積たその魅力はそこだけではない。
普段のツンケンした態度からふとした時に見せる12歳らしい一面がオタクの心を掴んで離さないのである。
自分がいつカバネになってしまうのか怖がっているのが垣間見えたり[2]、自分がミスをした時にも焦りながら「大丈夫だからね、あたしが何とかするから……」[3]と強がったり、子どもが頑張って強がっている感じが出ているのがとても良い。
これは千本木彩花ちゃんの演技力に依るところも大きいだろう。
あとはたまに腋が見えたり、生駒のこと蹴っ飛ばしたりしてるのも素晴らしい。あんな風に普段はツンケンしてるのに、チラッと見えてしまう腋にオタクの視線は瞬時に引き寄せられるし、そんな状態で顔面を蹴られようものなら「感謝」せずにはいられない。
あれを見て「蹴られてえ……」と思わないようならもはやオタクではないだろう。
3位:麗日お茶子
ヒーロー科、最高。
何と言っても「あやねるが演じる正統派ヒロイン」である。これ以上の付加価値が存在するだろうか。いやない。
当初のビジュアルには疑念を抱いていたが、今思えば杞憂だった。
登場2回目にしていきなりゲロったところでもう好きになってしまった。あやねるがゲロするとかもうスタッフわかってるとしか言いようがない。
そして、あやねるが演じるヒロインと言えば、「一色いろは」[4]や「友利奈緒」[5]など、一癖あるキャラクターが多い。
しかし、お茶子ちゃんはオタク達が待ち望んでいたあやねるの正統派ヒロインである。
正統派とゲロは相容れないという主張は勘弁してほしい。
主人公の出久くんの蔑称「デク」に対し、「がんばれって感じでなんか好きだ私」などとあざとさ全開のセリフを発する辺りはさすがCVあやねると言ったところだろうか。
正直、お茶子ちゃんのゲロならかけられてもいいって思ったオタク結構おるやろ??
4位:エミリア
エミリアたんマジフェアリー……
高橋李依ちゃんの演技が素晴らしすぎる。
そう、例えるなら名峰の天然水と言っていい。
ただただ真っ直ぐで、純粋で、他人を気遣わずにはいられないその優しさに包まれて昇天してしまうオタクは後を絶たない。
彼女の素晴らしさは、その純粋さこそが最も大きいが、それを下支えするのがえっちな下着である。
ビッチそうなキャラではなく、彼女が着ているから素晴らしいのだ。わかるよな?
ああいうのはビッチが着てもはしたないだけであって、エミリアたんのような天使が着るからこそ真価が発揮されるのだ。
それと、スバルくんのデートの誘いにも首をかしげて「デイト?」と無垢な表情で返す[6]など、随所にあざとさが見え隠れするのも彼女の大きな魅力であろう。
EMF
エミリアたんマジフェアリー……
5位:葉山光
あぁ…お姉ちゃん……
なんだこの素晴らしいお姉ちゃんは。
こんなお姉ちゃんに毎朝起こされたいし、毎食ごはんを作ってほしい。
それで腹壊してもいいからこんなお姉ちゃんに優しくされたい。
わかるか?こんなお姉ちゃんに「ぼくぅ」とか言われるあのショタ(名前忘れた)が羨ましいだろ?それでなお葉子様に忠誠を誓ってるあのショタの精神力すげえな僕なら絶対お姉ちゃんになびいちゃうとか思っただろ??
やはりお姉ちゃんキャラはそれだけで大きなアドバンテージを持っているのかもしれない。二次元の世界では基本的に妹の方が人気だが、姉も個性次第では妹以上のポテンシャルを発揮することが可能であることを証明できただろう。
6位:レム
サブヒロインルートも鬼がかってますね
魔獣編のラスト[7]にて株が爆上げ。
ラストの笑顔はズルいでしょ……
それ以降もスバルくんにデレッデレで、オタクを即殺しかねない破壊力である。
水瀬いのりちゃんはめっちゃ好きだけど、このキャラはメインじゃないにもかかわらずいのりんの良さを十分に引き出している。
中盤にスバルくんぶっ殺す展開がなかったらもっと高評価だったけど、あれがなかったら多分爆上げエピソードもなかっただろうし、仕方ないね。
まずいのりんの良さがよく出るクールキャラ。さらにメイドというフェチを刺激するポイント。
二次元においては、メイド服という格好はアドバンテージにしかならない。どんなキャラに着せてもかわいく見えるのだから、本職のレムりんが着たらブヒれるのも無理はない。
これは良い。うん。リゼロのギャルゲが出たらちゃんとレムりんも攻略しよう。
7位:真咲
かけられたい……
この子は不思議ちゃんキャラで一気に人気を博しただろう。
しかし、残念な点は、1話以降どうもそのキャラが発揮されるエピソードが少ないということだ。
正直に言うと、この子は当初ランキングで2位に位置していた。他のキャラが徐々に見せ場で魅力を増してきたのに対し、この子は1話が最も輝いていたと言っていい。
いきなり運転手にゲロぶっかけるし、即席占いがどうとかヤバい子感丸出しの言動を取るし、もうかわいいところしかなかった。
それが終盤はみんなに問い詰められて曖昧な受け答えをするだけのパッとしない子である。もう1回ゲロ吐いて今度は光宗にぶっかけるくらいすれば人気を取り戻すこともできただろうに、非常に残念だ。
8位:マイマイ
マイマイとラブコメしたい人生だった。
初登場でいきなり腹黒な一面を見せ、僕の中での評価は最底辺にまで落ちたが、その後色々と事情も分かってきて、チョロい僕はここまで爆上げしてしまった。徐々に評価を落としてきた真咲ちゃんとは対照的である。
好きな人に裏切られてコミュニティでハブられたとか可哀想すぎるし、その好きな人が光宗に似てるからって何かと光宗を気にするのもかわいすぎる……
みんなに尋問されてる真咲ちゃん見て、過去の自分思い出してるあたりも人柄の良さが滲み出ていて、マイマイじゃない方に味方した昔の男ってのは人生最大のミスを犯してしまったことが明白であると言うほかないだろう。
9位:西崎芽依
芽依ちゃんに撃たれてえ……
かわいい。
なぜこんなにもかわいいのか。
こういうのをかわいいって言うんだな。
と、最初は思っていた。
あまりの出番の少なさ、そして見せ場が全くないことで徐々に評価を落としていき、今ではこの順位になってしまった。
当初は真咲ちゃんと2位争いをしていたのに、出番が少なくてここまで評価を落としてしまうのは私としても大変心苦しい。
それもこれも、はいふりが途中からシリアスの比重増やして艦長とミーちゃんにフォーカスしたのが悪い。
せっかく桐谷華ちゃん使ってるんだから、もっとブヒブヒさせてくれよ!!
私はそう言いたい。
10位:雲雀丘瑠璃
未来がキレイに晴れるようにね
かわいい。
道路工事の看板に恋してるとかいう設定聞いたときは「???」って感じだったが、日常シーンがもうかわいさの宝庫である。
はなこちゃん達に「友達」と言われるだけで顔を赤らめたり、恥ずかしくなっちゃう場面が多いのが素晴らしい。
みんな、こういうのを大和撫子って言うんだぜ。
また、彼女が歌うと「音大主席」などと揶揄されることもあるが、実際に彼女(というよりキャストの白石晴香ちゃん)はかなりの美声である。
ひばりちゃんとカラオケに行ったらもう惚れちゃうな……
特に大きな癖もないが、スタンダードにかわいい王道大和撫子ということで、この評価と順位に決定した。
11位:西川葉子
葉子様の教育的指導を受けたい。
こういうガチのお嬢様に「こぉんなこともできないの!?」などと罵られたらそれだけでオタクの心は陥落してしまうだろう。
ぶっちゃけ、今まで「ありがとうございます!」とか言ってるオタクの心理が理解できなかったが、葉子様を見てたらわかってしまった。
葉子様みたいな子が罵ってくれるメイド喫茶があったら毎日通うまである。メイド喫茶行ったことないからどんな感じか知らないけど葉子様がいるなら毎日通いたい。
お嬢様として育てられてきたからこそのワガママっぷりと、数少ない友達を大切にする気持ちの両方を兼ね備えていて、純粋でいい子なのがひしひしと伝わってくる。
正直なところ、教育的指導とかどうでもいいから罵ってくれねえかな…
12位:小田切双葉
家庭的な娘は神。
この子は人格的には作中で唯一危ない所がない素晴らしい子である。
一般常識はあるし、思いやりもあるし、料理も出来るし、非の打ちどころがない。
「大食いが非だ」なーんて言うわかってない奴中のわかってない奴はまさかいないとは思うが、いっぱいおいしそうに食べる子は神である。
それがバケツ杏仁だろうが、おいしそうに食べているだけで神である。
それでブクブクに太ってしまっているなら話は別だが、双葉ちゃんはどういうわけか素晴らしいスタイルを維持している。
これもう結婚するしかねえな。
性格だけ見ればいい意味でも悪い意味でも尖ってないのがこの評価の一因ともなっているが、この子の武器は声である。
OPでいきなり「おはようって~どんぶりさぁんばい~~」と耳が緩みそうなダルッダルの声を聞いてびっくりしたオタクも多いのではなかろうか。
中にはこの声に拒否反応を示す人もいるかもしれないが、聞けば聞くほど癖になる、いわば「スルメ声」と言える。
ダメな人もとりあえず丸一日双葉ちゃんの声聞いてれば何かが変わるんじゃないかな。
13位:倉本千夏
元気なロリは神。
従妹に欲しい。マジで。
千夏ちゃんみたいな子がいて、夏休みや正月になると実家で久しぶりに会って、「千夏ちゃん大きくなったね~^^」などと他愛もない会話をして、、、、生まれ変わりてえなあ……
好奇心の塊であるところはまさにロリっ娘の特権。
なんでも興味持って、魔女になってやりたいことを語ってる千夏ちゃんはもう良さしかない。
今期はまちちゃんというライバルがいたせいでなかなか日の目を浴びなかったが、この子は妹キャラとして高いポテンシャルを持っているだろう。
この子の学校生活にフォーカスした回やってほしかった。
キャラクター |
ビジュアル |
声 |
性格 |
フェチ |
見せ場 |
合計 |
雨宿まち |
85 |
90 |
85 |
90 |
90 |
440 |
無名 |
75 |
80 |
85 |
90 |
80 |
410 |
麗日お茶子 |
65 |
95 |
90 |
75 |
75 |
400 |
エミリア |
75 |
80 |
90 |
65 |
75 |
385 |
葉山光 |
70 |
70 |
85 |
85 |
70 |
380 |
レム |
70 |
85 |
70 |
75 |
70 |
370 |
真咲 |
80 |
65 |
70 |
80 |
65 |
360 |
マイマイ |
75 |
70 |
80 |
60 |
70 |
355 |
西崎芽依 |
85 |
85 |
60 |
55 |
65 |
350 |
雲雀丘瑠璃 |
65 |
75 |
80 |
55 |
70 |
345 |
西川葉子 |
60 |
65 |
70 |
75 |
65 |
335 |
小田切双葉 |
65 |
80 |
65 |
50 |
70 |
330 |
倉本千夏 |
75 |
70 |
60 |
55 |
60 |
320 |
個別のキャラクター考察で示したレーダーチャートに使用した数値。主観的に重要な要素を5つピックアップし、それぞれ100を上限として、完全に私の主観で数値化した。
ビジュアル:顔から体型、服装まで広く含み、作画に大きく左右される。
声:単純な声の魅力と、声優とキャラクターの相性、演技力。
性格:言動や心理描写などから、善悪問わず「好み」かどうか。
フェチ:ビジュアルと言動から、フェチを刺激する度合い。
見せ場:そのキャラの魅力を引き出す場面がどれだけあったか。
試験的に取り入れてみたが、それぞれの魅力を要素毎に比較できるようになったため、さらに議論が深まることが期待される。
2016年春期は新人声優が活躍したクールであった。日岡なつみちゃん、千本木彩花ちゃんと、これまで知名度の低かった声優の演じるキャラが上位2位を独占し、ランキング全体で見ても新人がかなり目立つ。
これは素晴らしい傾向ではあるものの、一方で、有名どころの演じるキャラが少ない、あるいは単体での魅力に欠けていたのが残念ではあった。
しかし、他クールと比較すれば、かなり高い水準のクールだったのではないかと感じている。これまでは、全てのヒロインの中で安原絵麻[8]ちゃんが頭一つ抜けていたが、今期はそれに迫るほどの魅力を持ったヒロインも現れた。
面白い作品が多いだけでなく、かわいいヒロインも数多く現れ、本当に有意義なクールであった。もし私がすでに就職していれば、大量に円盤マラソンしていたことだろう。
また、リゼロが2クールなので、エミリアたんとレムりんは来期も大活躍してくれることだろう。ラムちーの下剋上にも期待したい。
5. 結論
2016年春期アニメに登場した中で、最も可愛いのは雨宿まちである。また、他クールと比較し、新人声優の演じたキャラが多く活躍し、全体の水準もかなり高いクールだった。
まちちゃんは神。
以上