4月27日のM3-2014春で購入しました!
『freirinite』と一緒に購入したのですが同人時代の曲もメジャーの曲とはまた雰囲気が違っていいですね…!
  M3-2014春行ってきました!!


なぎさんの同人活動での2ndアルバム『オールトの夢』です!
※1stアルバム『freirinite』レビュー
やなぎなぎ同人1stアルバム『freirinite』 買った

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『freirinite』のジャケットのモチーフが植物だったのに対し『オールトの夢』は魚か海でしょうか?




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裏面


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見開き
盤面にも魚の泳ぐ絵が描かれています


このアルバムは2010年の春のM3で頒布された作品です。
時系列としてはsupercellの『Today Is A Beautiful Day』が2010年3月16日発売なのでその直後ということになります。
「nagi」名義での活動が終了した後だったんですねー
『freirinite』は2008年だったのでなんだか遠い昔のようですが、この頃になると2012年のメジャーデビューも近づいてきて最近のことのように思えてきますね…


収録曲
全作詞作曲:やなぎなぎ
1. comet
2. 南の森のチェコ
3. 焼ける空
4. ガラスの庭
5. animus
6. はてしない物語
7. 星めぐり
8. マリンスノー
9. 送電塔
10. オールトの夢

1. comet

木管?の優しい音色とコーラスで構成された曲です。
『freirinite』の「clock work」同様歌詞はありませんが、聴き比べてみるとどちらの曲も1曲目でアルバムの空気の土台のようなものをしっかりとつくっているような感じがします。


2. 南の森のチェコ

『freirinite』の曲と比べてなんだか優しい音色になったような…?
歌詞も心の陰にスポットを当てるような内容でなくもう少し童話っぽくなっています。
歌詞の最後を見るにこの曲もアルバムの導入曲という位置づけなのでしょうか…?
この曲から最後の「オールトの夢」まで、全体を通してひとつの物語になっているようにも思えます。


3. 焼ける空

曲の流れの移り変わりで不思議な感覚になります
この曲を聴いてると改めてなぎさんいい声だなあと思いますね…

夕暮れをテーマにしていると思うのですが、「私」が飛ぶ鳥や夕陽を見ながら思いを巡らせる様子が描かれています。


4. ガラスの庭

軽快なメロディが印象的な曲ですね。
歌詞に出てくる「あの子」や「靴」、「木のドア」というのを聴いて、からくり時計をイメージしたのですが何を描いているのでしょうか…?
僕はからくり時計を外から見ている人と中にいる人形か何かの視点から描いた曲に見えました…。

うん、難しいですね笑 
夜にボーッと聴いてるとついつい寝るタイミングを見失ってしまいそうな曲です。

5. animus

「animus」というのは英語で敵意、憎しみ、意向などを意味します。
月夜をモチーフにした曲でしょうか…?
マーブル、日本語にすると大理石ですがこれを月に例えて「マーブルの夢」と表現しているように感じました。
作品名が『オールトの夢』、前の曲も「夢」がひとつのテーマとして挙げられることも考えると作品通してひとつの夢のお話をしているのかもしれませんね…!

ベストアルバム『雨の海』にも収録されています。


6. はてしない物語

曲名通り、アルバムの中でダントツに長いです笑
「物語」と「夢」が大きなテーマになっている曲です。

6分13秒と、メジャー1stアルバム『エウアル』の「クオリア」すらも超える長さですが、それを感じさせないくらいに引き付けられる不思議な音色と歌詞が魅力的ですね…!

いつかライブでしっとりと聴いてみたいです。。。

7. マリンスノー

オルゴール調の音色が聴いていて心地よいです。
これこそまさに何かの童話の主題歌になっていそうなくらいノスタルジックな音色です…!
聴き心地が良すぎて何度聴いても飽きが来ない曲!!

「マリンスノー」というのは、海中に漂うプランクトンの排出物や死骸などだそうです。それが白くて海の中を雪のように漂うからマリンスノーなんですねー
言い換えると肉眼でも見えるデトリタスとのことです。

デトリタスと言えばメジャー6thシングル『アクアテラリウム』の表題曲の冒頭に
温かい水に泳ぐデトリタス
長い時間をかけて糸を紡ぎながら繭になる

なんてフレーズがありましたね!

「マリンスノー」では、
積もるデトリタス 繰り返し
雪のように散って 隠れた

という風に表現されています。

同じ「デトリタス」でもこんなに描写に違いがあっておもしろいです。

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この曲も『雨の海』に収録されています。

8. 星めぐり

夜に星を眺めているときの心情を歌った曲、なのでしょうか…?
なぎさん天体観測好きだし、単純に星を見てる時につくった曲なのかもしれないですね

歌詞に「角砂糖」、「パン」、「ミルク」といったフレーズが出てくるので単純にとらえるならやはり夜に星を見ているときの描写かと思います。
ここらへんのフレーズを見てパッと「仔猫と雨」を連想したのですが角砂糖しか被ってませんでしたね笑

静かなところでゆっくりと景色を思い浮かべながら聴きたい曲です。

9. 送電塔

送電塔がモチーフになっているだけに情景はパッと浮かんでくる曲です。
アコギとボーカルだけの曲ですが、もの悲しさというか、郷愁というか、聴いていてとても落ち着く曲です。
もうかなりループしてますが、聴き心地もよく飽きが来ないのがいいですね…!!

今までピアノとの相性がいいのかと思っていたけど「楽器一つ+なぎさん」みたいな組み合わせが単純に好きなのかもしれないですね笑
とても落ち着く曲で、アルバム内でもかなりお気に入りの曲です!!

この曲もライブ映えすると思うのですが、ぜひ一度聴いてみたいものです…

10. オールトの夢

アルバムの表題曲にして最後の曲ですね。
この曲もまた「夢」がひとつのテーマになっています。

ただひたすらなぎさんの声の心地よさと柔らかいメロディに浸っても良し、歌詞を聴きこんで情景を思い浮かべるも良しの一曲で二度おいしい曲でした。笑
作品のシメの位置にあるからか、他の曲との関連を感じさせるようなフレーズが登場します。

全体通してひとつの「夢」にまつわる物語なら、この曲はその「夢」から醒める曲ですね。
アウトロも夢がゆっくりと終わっていくように少しずつフェードアウトしていきます。

こんな曲がCD音質で聴けるだけでも幸せな気分です…!




一曲ずつ繰り返し聴いてみたりもしたのですが、『オールトの夢』という作品を通して聴くと最後の「オールトの夢」でなんだかとても寂しい気持ちになりますね…笑
今のなぎさんのメジャー作品も様々な方が作曲していて素晴らしい曲ばかりですが、『オールトの夢』のようになぎさんが最初から最後まですべて手掛けている作品も全く違った魅力があって引き付けられます。
最初の曲から徐々に夢の中に潜っていくような感覚で、気付いたら「オールトの夢」が終わっている、、、
終わってみると自分は35分も椅子の上に座ったままだったのかとビックリするくらい時を忘れるような幻想的な作品でした…!!

今回はM3に行って本当に良かったです!イベント自体とても良い雰囲気だったしなにより購入した作品が自分の想像以上にハマりました…!