今回はaudio-technica(オーディオテクニカ)製のダイナミック型ヘッドホン『ATH-AD2000』のレビューをもう一度してみたい。
初めて買った開放型のヘッドホン。
今でも家族が外出中の時しか使えない笑
丸見えの機構がカッコいい
audio-technica ATH-AD2000 レビュー
AD2000はaudio-technicaの開放型ヘッドホンの旧フラグシップモデル。
旧とはいっても、後継機の『ATH-AD2000X』は価格的にも仕様的にも劇的な変化はなく、バージョンアップというよりはマイナーチェンジの色の方が強いため今でもフラグシップに匹敵するモデルだと思う。
頂点の座を派手に奪われたSE535さんは不憫。
あれは215→315→425→535→846だからなぁ…
前回のレビューはTH900を購入する前だったため前回と違うことを書くかもしれないが、別人が書いたものだと思ってください笑
AD2000の音は他のヘッドホンとは一風変わった鳴り方をする。
低音がズンズンしているわけでも高音がキンキンしているわけでもない。
中域や中高域にピークがあるヘッドホン。
ちなみに、側圧が強い。長時間装着していると耳が痛くなる人もいるはず。
まあ密着してくるので安定性は非常に高いが
ギターも他のヘッドホン低音が削られてしまったように感じる。
高域の伸びはそこそこある。 低域よりもはっきりと聞こえるが、開放型の抜けの良さがあるため耳には刺さらない。ここは大きいと思う。
EGOISTを聴いてるとサ行がかなりきついが、AD2000はそこまで気にならない。
一番特徴があるのは中域だと思う。
AD2000は開放型にしては音場が狭いが、音の抜けはいいため聴いていて独特の心地よさがある。
特に中域が綺麗に丸みのある音で聞こえてくる。
ここがAD2000が一つの完成形として高い評価を得ている理由じゃないかな
解像度やバランスの良さで言えばHD800やT1、他にもAD2000を超える機種があると思う。
・ボーカルもの
相性はかなりいい。
特に女性ボーカルの聴き心地の良さは独特。
ボーカルが丸みを帯びてなめらかな感じになる。
男性ボーカルでもギンギン響いてこない優しい音になって聴きやすい。
このヘッドホンを試聴するなら是非ボーカルもので聴いてみてほしい。
やなぎなぎはとてもなめらかでしっとりとした歌声になる。その優しい声にはつい聴き入ってしまう。
他の女性ボーカルも中域がくっきりと聞こえることでなめらかな歌声になるが、特にボーカル自体の相性がいいと思ったのはなぎさんくらいだった。
ボカロは独特のキツさがなくなるため、キンキンするのが苦手な人にはアリかも。
・バンド系
正直、迫力に欠けるというのが大きい。
低音がそこまで出ないため、バンドサウンドは聴きやすいもののあまり楽しめないかもしれない。
ドラム、ベース、ギターの迫力が失われてしまうと曲の良さが死んでしまうと思う。
バンドものをよく聴く人にはあまりオススメできない。
・打ち込み系
バンドサウンドがあまり活きない分、打ち込みはうまく綺麗に鳴らしてくれる。
機械的な音の表現はうまい。
ボカロ同様キツさが無くなってなめらかに聞こえるので聴きやすくなる。
amp-reflection
独特のサウンドとの相性がバッチリ。
低音をドンドン鳴らす感じじゃないからAD2000でも迫力があるし、音の抜けが良く解放感があるので聴いていて気持ちいい。
特に「light prayer」は聴き心地も迫力も素晴らしい。
school food punishmentはおすすめのバンド。
2. アイヲウタエ / 春奈るな
アイヲウタエ
曲のノリが存分に楽しめると思う。
こういう中域や高域で迫力を見せる曲とは相性がいいかもしれない。
ストリングスの勢いが活きているのがいい!
イントロとラスサビ、アウトロは何度聴いても素晴らしい…!
ボーカルとの相性もいいと思った。聴き心地がいい。
3. メカクシティレコーズ / じん
メカクシティレコーズ
アルバム通して攻撃的なサウンドだが、AD2000なら音が尖らないのでスピード感ある曲も心地よく楽しめる。
低音を強調するようなヘッドホンだと耳が痛くなってしまうかもしれない笑
迫力のある曲が多いのでおすすめ。
「アイヲウタエ」の作曲もじんさんなのでじんずくめになってしまったが、曲調がとても合っている。
一発で良さがわかりやすいストレートな曲が多い。
中域の主張が強く、低域が削られてしまったような感じさえするしそのせいか解像度にも若干不安が残るが、それ以上に中高域の聴き心地の良さは目を見張るものがある。
女性ボーカルのスピード感ある曲、打ち込み系なんかは独特の鳴らし方が楽しめると思う。
この丸みのある音色は他にはない大きな特徴。
AD2000自体はすでに生産終了してからかなりの期間が経過していて入手は難しいが、後継機のAD2000Xなら現役。
何度も試聴したが、装着感が大幅に改善されている。これなら長時間装着しても痛くなることはないはず。
低域の量感が少し増しているが、AD2000最大の特徴である中域の独特の心地よさは健在なのでぜひ手に取ってみてほしい。
audio-technicaのヘッドホンは高級機でもそこらへんの電器店に置いてあって試聴ができることが多いのでちょっと探せばすぐ見つかると思う。
4万5000円を切ってたら買いですね!
audio-technica AIR ダイナミックヘッドホン ATH-AD2000X
初めて買った開放型のヘッドホン。
今でも家族が外出中の時しか使えない笑
丸見えの機構がカッコいい
audio-technica ATH-AD2000 レビュー
AD2000はaudio-technicaの開放型ヘッドホンの旧フラグシップモデル。
旧とはいっても、後継機の『ATH-AD2000X』は価格的にも仕様的にも劇的な変化はなく、バージョンアップというよりはマイナーチェンジの色の方が強いため今でもフラグシップに匹敵するモデルだと思う。
頂点の座を派手に奪われたSE535さんは不憫。
あれは215→315→425→535→846だからなぁ…
前回のレビューはTH900を購入する前だったため前回と違うことを書くかもしれないが、別人が書いたものだと思ってください笑
AD2000の音は他のヘッドホンとは一風変わった鳴り方をする。
低音がズンズンしているわけでも高音がキンキンしているわけでもない。
中域や中高域にピークがあるヘッドホン。
ちなみに、側圧が強い。長時間装着していると耳が痛くなる人もいるはず。
まあ密着してくるので安定性は非常に高いが
- 音質
ギターも他のヘッドホン低音が削られてしまったように感じる。
高域の伸びはそこそこある。 低域よりもはっきりと聞こえるが、開放型の抜けの良さがあるため耳には刺さらない。ここは大きいと思う。
EGOISTを聴いてるとサ行がかなりきついが、AD2000はそこまで気にならない。
一番特徴があるのは中域だと思う。
AD2000は開放型にしては音場が狭いが、音の抜けはいいため聴いていて独特の心地よさがある。
特に中域が綺麗に丸みのある音で聞こえてくる。
ここがAD2000が一つの完成形として高い評価を得ている理由じゃないかな
解像度やバランスの良さで言えばHD800やT1、他にもAD2000を超える機種があると思う。
・ボーカルもの
相性はかなりいい。
特に女性ボーカルの聴き心地の良さは独特。
ボーカルが丸みを帯びてなめらかな感じになる。
男性ボーカルでもギンギン響いてこない優しい音になって聴きやすい。
このヘッドホンを試聴するなら是非ボーカルもので聴いてみてほしい。
やなぎなぎはとてもなめらかでしっとりとした歌声になる。その優しい声にはつい聴き入ってしまう。
他の女性ボーカルも中域がくっきりと聞こえることでなめらかな歌声になるが、特にボーカル自体の相性がいいと思ったのはなぎさんくらいだった。
ボカロは独特のキツさがなくなるため、キンキンするのが苦手な人にはアリかも。
・バンド系
正直、迫力に欠けるというのが大きい。
低音がそこまで出ないため、バンドサウンドは聴きやすいもののあまり楽しめないかもしれない。
ドラム、ベース、ギターの迫力が失われてしまうと曲の良さが死んでしまうと思う。
バンドものをよく聴く人にはあまりオススメできない。
・打ち込み系
バンドサウンドがあまり活きない分、打ち込みはうまく綺麗に鳴らしてくれる。
機械的な音の表現はうまい。
ボカロ同様キツさが無くなってなめらかに聞こえるので聴きやすくなる。
- ATH-AD2000でおすすめのCD
amp-reflection
独特のサウンドとの相性がバッチリ。
低音をドンドン鳴らす感じじゃないからAD2000でも迫力があるし、音の抜けが良く解放感があるので聴いていて気持ちいい。
特に「light prayer」は聴き心地も迫力も素晴らしい。
school food punishmentはおすすめのバンド。
2. アイヲウタエ / 春奈るな
アイヲウタエ
曲のノリが存分に楽しめると思う。
こういう中域や高域で迫力を見せる曲とは相性がいいかもしれない。
ストリングスの勢いが活きているのがいい!
イントロとラスサビ、アウトロは何度聴いても素晴らしい…!
ボーカルとの相性もいいと思った。聴き心地がいい。
3. メカクシティレコーズ / じん
メカクシティレコーズ
アルバム通して攻撃的なサウンドだが、AD2000なら音が尖らないのでスピード感ある曲も心地よく楽しめる。
低音を強調するようなヘッドホンだと耳が痛くなってしまうかもしれない笑
迫力のある曲が多いのでおすすめ。
「アイヲウタエ」の作曲もじんさんなのでじんずくめになってしまったが、曲調がとても合っている。
一発で良さがわかりやすいストレートな曲が多い。
中域の主張が強く、低域が削られてしまったような感じさえするしそのせいか解像度にも若干不安が残るが、それ以上に中高域の聴き心地の良さは目を見張るものがある。
女性ボーカルのスピード感ある曲、打ち込み系なんかは独特の鳴らし方が楽しめると思う。
この丸みのある音色は他にはない大きな特徴。
AD2000自体はすでに生産終了してからかなりの期間が経過していて入手は難しいが、後継機のAD2000Xなら現役。
何度も試聴したが、装着感が大幅に改善されている。これなら長時間装着しても痛くなることはないはず。
低域の量感が少し増しているが、AD2000最大の特徴である中域の独特の心地よさは健在なのでぜひ手に取ってみてほしい。
audio-technicaのヘッドホンは高級機でもそこらへんの電器店に置いてあって試聴ができることが多いのでちょっと探せばすぐ見つかると思う。
4万5000円を切ってたら買いですね!
audio-technica AIR ダイナミックヘッドホン ATH-AD2000X