アメリカ人はFirefoxを使ったとき、その拡張性と引き換えに低スペックPCでは動作が遅すぎることを指摘した。
これでは快適なネットライフが成り立たない。
Googleのプログラマーたちはこの問題に立ち向かうべく、Webkitエンジンと膨大な開発費をかけて研究を重ねた。
そして幾らかの機能と引き換えに、ネットブックでも素早く起動し、youtubeを快適に見ることができるブラウザを開発した。

一方ロシアはOperaを使った。

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今回は「Opera最強伝説」で有名なブラウザ「Opera」のAndroid版を紹介!
おすすめなブラウザのひとつ!


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現在Google Playで公開されている「Opera」シリーズはベータ版を除けば、「Opera Classic」、「Opera」、「Opera mini」の3つである。
それを順番に紹介していきたい。


Opera
Android版「Opera」シリーズの定番。
ページの高速表示がウリ。
基本的な機能のみを残して軽快なブラウザを目指しているようだ。
ページレンダリングエンジンに、独自開発のPrestoではなく、Google ChromeやSafariなどと同じWebkitを搭載。

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トップページはこんな感じ
スピードダイアルという、ブックマークを新規タブに表示できる機能が便利だ。


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右上のメニューからは様々な機能が使える。
6つアイコンが並んでいるのは、左上から順に
・進む
・ページ内検索
・共有
・履歴
・新しいタブ
・ディスカバー
で、ディスカバーは様々なサイトからのニュースを一覧で確認できる。暇つぶしに便利!

・ディスカバーの画面
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社民党…


そして、このブラウザのみに搭載されているのが「オフロードモード」。
通信データを圧縮しページを高速で表示してくれる。
低速回線を使っている人や電波が悪い時に嬉しい機能だ。 


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ページを表示するとこんな感じ。全てではないが、時々スマホ版のページが存在するのにPC版が表示されてしまうサイトがある。
左上の「+」からは、「スピードダイアルに追加」と「オフライン用に保存」が選べる。
通信量を抑えるための工夫があちこちに見受けられる。


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タブ操作はこんな感じ
右上のメニューからは「新しいプライベートタブ」と「すべてのタブを閉じる」が選べる。
細かいところに思いがけない機能があった。 


全体的には、動作も安定していてスクロールも快適だ。アドレスバーからの検索では検索サイトを選択できる機能もあって便利である。UserAgent切り替えでPC版の閲覧はできないが、通信量抑制が売りのブラウザには必要性の低い機能だろう。
ただ、特定のページでスマホ版ではなくPC版が表示されたり、表示の順序が狂っていたりすること、タブを再表示するときに勝手に再読み込みしてしまうのは残念。
あと、肝心のスピードについてだが僕がメインで使っているSleipnirと比べて特別速いとは思わない。  

ダウンロードはこちらから
Opera ブラウザ - Google Play の Android アプリ 


Opera Classic
上記のOperaが、レンダリングエンジンにWebkitを搭載する前、Prestoだった頃のバージョン。
2013年のアップデートで大幅な変更がなされたため従来版もGoogle Playに登録された。 
高度な機能が多く搭載された多機能版である。

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見た目はこんな感じ
従来のOperaなので見慣れている人も多いと思う。


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メニューを開いたところ
ここからできることはあまり多くない。新型Operaとほとんど変わらないと思う。


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これもPC版が表示されてしまうサイトがある。
UserAgentをMobileにしていてもこうなってしまった。


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タブ操作の画面
個人的にはこっちの方が使いやすい。
ただこちらもタブを勝手に再読み込みしてしまうのがネック。電波がない時にやられるとページが表示できない。


ここまでは最新のOperaとあまり変わらないが、ここからが多機能ブラウザOperaの最強伝説である。
新規タブを開き、アドレスバーに
opera:config
と入力する。

そうすると下のような画面になる。
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そう、ブラウザをかなり広い範囲で自分の好きなようにカスタマイズできるのだ。
そんなたくさんの機能の中から、有名な「コンテンツブロック」を紹介する。

まず、Android端末でテキストエディタを開き、下のコードをコピペしよう

[prefs]
prioritize excludelist=1

[include]
*

[exclude]

そうしたら、URL Filter Listからブロックしたいコードをコピーして、上記の[exclude]の下に貼り付ける。
ファイル名を「urlfilter.ini」にして保存。保存場所は自分がわかればいい。

次に先ほどの設定ファイルエディタの下の方のNetworkタブを開いて、下の方にあるURL Filter Fileの選択をタップする。
これでさっきの「urlfilter.ini」を選択すれば完了だ。
コピペしたコードがブロックされてサイトに表示されなくなる。

パーツを表示しなくなるので読み込みが速くなるためおすすめ。
面倒な人はOperaのコンテンツのブロック (urlfilter.ini)から直接ファイルをダウンロードしよう。このリスト作成者に感謝。


こんな機能が他にもあり、自由度が高いので暇な人は挑戦してみるといいかもしれない。

ダウンロードはこちらから
Opera Mobile Classic - Google Play の Android アプリ 



Opera Mini 
上に挙げたブラウザよりも、さらにページの高速表示と通信量の抑制に力を入れたブラウザ。
最速のブラウザとの呼び声も高い。
公式サイトによると最大でデータ通信を90%抑えることができるらしい。

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まずはホーム画面
Opera Classicとかなり似ている。


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メニューを開いたところ
もはや一緒


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ページの表示はこんな感じ
確かに表示速度はかなり速く感じる。
スクロールがぬるぬるで使いやすくて心地いい。
ただこのブラウザも表示の順序が狂ってしまうことがあるのが残念なところ。 


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タブ操作画面
なかなか使いやすい。

表示速度は体感では今まで使ったブラウザの中で最速だった。
表示が狂ってしまうこともあるのが非常に残念だが、このスピードと通信量の少なさは携帯電話にとって大きな魅力である。
「戻る」や「進む」も非常に速いため使っていてストレスを感じない。
設定から「画質」の設定で通信量をさらに抑えられるので、ひたすら表示速度を求める人にはおすすめ。 

ダウンロードはこちらから
Opera Mini ウェブブラウザ - Google Play の Android アプリ  



これらのアプリを使ってみると、それぞれ違いはあったが、Operaを使うのであれば通常版のOperaは用途が中途半端な気がする。表示速度はそこまで速くもなく、機能もそこまで多くないので他のブラウザの方が使いやすいことも多いだろう。
Opera Miniは表示速度は素晴らしいので快適に使えると思うが、やはり表示が崩れるサイトがあるというのは残念である。メインのブラウザとして使っていくには少々頼りない。

Opera Classicはページの表示もそこそこ速く、コンテンツブロックをはじめとした多様な機能があり、さらにページの表示が崩れることもない。3つの中で最も安定していると感じた。
Operaシリーズの中から選ぶとしたら僕はOpera Classicをおすすめする。 

Opera Classicダウンロード
Opera Mobile Classic - Google Play の Android アプリ