僕が現在使用しているイヤホンはウォークマンNW-A865付属のMDR-NC033で、ヘッドホンと比べると、なんだか、安っぽい音というか、、、高音がシャリシャリしてサ行が耳に刺さる。
ノイズキャンセリングが非常に便利なのだが、全体的にフラットで高音がシャリつくのがかなり気になっていたのでイヤホンの購入を検討していた。 

てことで、渋谷に行く用事があったのでヤマダ電機でいっぱい試聴してきた。
とりあえず試聴レビュー



現在使用しているMDR-NC033 
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イヤーピースは今日ビックカメラで購入してきた



まず試聴したのはSHUREのイヤホン。
ヘッドホンならあまり聞かないが、イヤホンになるとSHUREはかなり有名だ(と思う)。
僕も「イヤホンならSHUREっしょ!」とか意味のない偏見に駆られて早速SHUREのコーナーに行ったのだが、



フラグシップのSE535が置いてない…
いや、あるにはあるのだが「試聴をご希望のお客様は係員まで~」みたいなプレートがあって試聴用のイヤホンが置いてなかった。


うえぇ…と思ったがとりあえずワンランク下(聞こえは悪いが)のSE425を聴いてみた


・SE425
20120504-SE425_10_cols
価格は24000円くらい(だったかな?)

低音寄りで音が若干曇っているが、丸みのある音で、 安いイヤホンにありがちな「はくりょくのじゅうていおん!」ではない。再生周波数は広いわけでもないのに全体的にとても丁寧に鳴らしている印象を受けた。
ただ高音があまり出ておらず、音が曇ってしまう感じを拭いきれないのが非常に惜しい。 
しかし、中音域はくっきり出ていて、ボーカルまで曇ってしまうことはなく、綺麗に鳴る低音を楽しめるので高音好きな人でなければおすすめできる。

また、このイヤホンに限った話ではないが、SHUREのイヤホンは装着感が最高である。僕の耳がたまたまそうだったのかもしれないが、ここまで耳にフィットして心地よいイヤホンは他の会社のイヤホンには無かった。遮音性も高いので、装着感だけで見ればSHURE以外はあり得ないといっても過言ではない。
かけ方は、ケーブルを後ろから通して、耳にケーブルをかけながらイヤホンをさかさまに穴に突っ込む感じだ。こうかけるとイヤホンボディの部分が耳の形にバッチリハマってまるで体の一部になったかのようにかけ心地がいい。



そして割とテンションも上がったところで今度はaudio-technicaを聴いてみたくなった。
目をつけていたのはATH-CK100proとATH-CKM1000だったが、CKM1000はデモ機をメーカーが持ち帰ってしまったため試聴できないそうだ。残念ながらCK100proのみの試聴となった

・ATH-CK100pro
ATH_CK100PRO
価格は49800円
モニター用ということであり、BA型のイヤホンだが、ダイナミック型のCKM1000も聴いてみたかった

CK100proはモニター用なだけあって全体的なバランスは悪くない。これもオーテク特有の高音重視であるが、「究極のバランスで全音域をパーフェクトに再現」 と謳ってるだけあって低音もしっかり聴こえてモニターっぽい音がする。
高音がかなり伸びて、中音域はそこまで強くない。低音は鳴ってはいるが高音に埋もれて弱く感じる。
しかし、この高音がまたかなりきつい。
シャリつくのはまだいいのだが、全体的に耳に突き刺さるような音だ。特にサ行は「耳悪くなりそう」とマジで思うレベルに耳に突き刺さってくる。僕は高音寄りが好きなのだが(このせいでフラットなものも「低音寄り」と評価してしまうかもしれない)この高音のきつさはちょっと僕には合わなかった。 
電器店の中という、かなりの騒音が鳴っている中でこれだけ耳に突き刺さるような音だったのだから静かな場所では結構ボリュームを絞らないと苦しいだろう。




ここでSHUREをもっと聴いてみたくなって結局店員さんにSE535とSE535LTD-Jを持ってきてもらった。お気軽にお声掛けしたらなんか大事になったみたいで申し訳ない。

女の店員さんに「SE535の試聴したいんですけど…」とチキンに声をかける
→女の店員さん「少々お待ちください」
→どっか行っちゃったけど、しばらくして戻ってくる
→女の店員さん「順番にご案内しておりますので、もう少々お待ちください」
→遠くに見えるその店員さんがなんか走ってる
→しばらくして若い男の店員さんが走ってくる
→男の店員さん「大変お待たせ致しました。SE535の試聴でよろしいですね?」僕「え、はい」
→男の店員さんが持ってきてくれた

しかしなんとこの店員さん、SE535とSE535LTD-Jの両方を持ってきてくれたのである!あざーす!


・SE535
SE535_10_cols
価格は37800円

イメージとしては、SE425がクリアになった感じ。
低音寄りではあるものの、曇ったような感じはなく、とても滑らかに広い音域がしっかりと聞こえる。SE425は、高域用ツイーターと低域用ウーハーの2基のマイクロドライバーが内蔵されているが、SE535では低域用ウーハーがもう1基追加され、3基のマイクロドライバーが内蔵されている。これだけ見ると低域が増しただけに見えるかもしれないが、低域に余裕が出たためか、SE425の曇った感じが取れてクリアな音が聞こえる。
中音域は力強いわけではないが、とても丁寧に鳴っているため綺麗に聞こえてくる。
コスパを考えると、SE425との違いに一万以上払いたいと思う人はそう多くはないと思うが、全体的にクリアなSE535は非常に魅力的なのでこちらを選んだ方が後々良かったと思える、かも、しれない、、、、


・SE535LTD-J
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価格は41800円

新しくチューニングを施したアコースティックネットワークにより、SE535の高域が広がったそうだ。
聴いてみると確かに高音が増してクリアになったように感じる。ただ、あくまでSE535の直後にちょっと聴いたときの印象であって、実際に静かな場所で聴き比べてみたらそこまで違いはないかもしれない。
それでも、高音好きの僕にとっては高域表現の広がったSE535というのはとても魅力的で、確かにクリアになった、という印象は受けた。これはSE425と比べると実に二万弱の値段の開きがある。1.7~1.8倍くらいの値段だ。イヤホンにそこまでの金を出すかどうかは個人の価値観次第だが、僕は素直にこのイヤホンを「欲しい」と感じた。

やっぱイヤホンはSHUREっしょ!





と、ここまできてテンションはかなり高かったわけだが、ここまでSHUREマンセーしても社員ではないので他社のイヤホンも聴いてみることにした。結局今のところSHURE×3とオーテク×1しか聴いてないわけだし


・AH-C400
L_AH-C400
価格、忘れた。二万弱だったかな?

DENONのフラグシップのイヤホン。フラグシップヘッドホンの値段の割には安くね?
低音寄りに感じたが、高音もしっかり出ている。中音域が少し弱いと思った。
オーテクのようなクリア感はない。しかし、低域と高域がしっかり聞こえるのでとてもオーソドックスなイヤホンの印象を受ける。サ行が少し刺さったが、二万弱でここまで忠実に再現できれば文句は言えない。
「二万以内でいいやつ教えて!」と言われたらこれを推すかもしれないが、装着感が少しよろしくない。今使ってるMDR-NC033よりも細長く、耳に突き刺す感じなので少しの刺激で落ちてしまいそうである。 



・XBA-40
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 価格は24000円くらいだったと思う…自信がない…

SONYのXBAシリーズのフラグシップ。本当はEX1000を聴きたかったのだがなかったものは仕方ない


うーんこの…
重低音シリーズかよ!と突っ込みたくなるほど低音寄り。かなり曇っていて高域が弱々しい。ボーカルもかなり遠く感じる曇り具合で、個人的にちょっとこれは…と思った。 
まあAmazonで二万しないで売ってるくらいなのでEX1000に期待したい。これがゲロ高いんだよね。定価61590円って大丈夫なのか?価格.com見ると一応最安は四万切ってるので良かったが。







ということで、買ってもいないイヤホンたちをえっらそうにレビューしてしまったが、僕にはこんなに大量のイヤホンを購入してレビューするほど金は余ってないので勘弁してほしい。個人的にはSE535LTDがとても欲しくなった一日だった。 イヤホン買うならSE535LTDだなーと思ったので、購入したらまた改めてレビューしたいと思う。


やっぱイヤホンはSHUREっしょ!